子どもを食中毒から守ろう!3つのステップとおすすめ食材| 季節を楽しむ!親子でにこにこ☆Happyごはん

毎日夏のような暑さが続いていますね。
体調を崩したりしていませんか。

暑くなってくると気になるのが「食中毒」。

「外出時の離乳食はどんなものが良いですか?」
「食中毒が心配です、どんなことに気を付けたら良いですか?おすすめな食材はありますか?」

など、この時期は良く相談を受けます。

食中毒は1年を通じて発生していますが、中でも梅雨から夏場は細菌を原因とする食中毒が起こりやすくなります。

特に赤ちゃんや子どもは大人に比べて抵抗力が弱い!!
食中毒になりやすく、症状も重くなりがちなので注意が必要です。

今回は、子どもを食中毒から守るために今から出来る3つのステップをお話していきます。

 

細菌をつけないこと

まずは、「細菌をつけないこと」!

調理前には手を洗いましょう!
調理台やまな板、包丁などには食品に付いても安全なアルコールスプレーを吹きかけてから調理すると良いですね。

調理中、生の肉・魚・卵を触ったら必ず手を洗うこと!
あまり汚れていないからと、布巾で拭くだけではNG

例えば、卵はサルモネラ食中毒の危険があります。
サルモネラ菌の汚染率は0.0029%程度と極めて低い割合ではありますが、リスクが無いわけではありません。
現に、卵やその加工品を原因と下食中毒が発生しているので、卵の取り扱いには十分注意する必要があります。

サルモネラ菌は十分な加熱によって死滅しますが、もし卵を触ったその手のまま他の食品(特に加熱しないで食べるもの)を触ってしまったら、、、

も・し・か・すると

手に付着していたサルモネラ菌によって他の食品が二次汚染されて、食中毒になるかもしれません。

卵を割るお手伝いをするお子さんもいらっしゃいますよね。
触った手をお口に入れてしまうお子さんもいるでしょう。

卵や肉、魚を触ったら手を洗って二次汚染を防ぎましょうね。

細菌を増やさないこと

次に「細菌を増やさないこと」。

・お買い物のとき、肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買っていますか?
・お買い物をした後、寄り道しないでまっすぐおうちに帰っていますか?

買い物から帰ってきたら、家庭での保存の仕方にもポイントがあります。

購入した食品は、すぐに冷蔵庫や冷凍庫へ。
肉や魚は他の食品にドリップが付かないように保存しましょう!

冷蔵庫や冷凍庫の温度にも注意!
冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15度以下に保たれていますか?

冷蔵庫は詰めすぎてしまうと庫内全体に冷気が回らず、温度が上がってしまい、食品が傷みやすくなりますし、電気代もかさみますよ~!

作った料理は出来るだけ早く食べて、残り物を保存するならすみやかに冷蔵庫へ。

味噌汁って足が早いですよね。
一度作った後、鍋のまま常温で保存しているという方も少なくないはず。この時期は、昨日の味噌汁を出しっぱなしにして朝食べようとすると、もう酸っぱくなってることが多いです。

保存するならちゃーんと冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう!

細菌をやっつけること

最後に「細菌をやっつけること」。

冷蔵・冷凍で細菌の繁殖を防ぐことが出来ても、細菌が死滅したわけではありません。
調理の際は十分に加熱し、調理器具も煮沸するなど、細菌をやっつけましょう!

十分に加熱するためには、中心部分の温度を1分以上保つことが目安です。
と言っても、温度計がないご家庭が多いと思いますので、沸騰した状態が1分以上続くように加熱しましょう。

キッチン回りの雑菌は三角コーナーよりもスポンジに多いそうですよ。
最近ではスポンジ除菌ができる洗剤もありますが、おすすめな除菌法は、熱湯に1分ほど浸けてすぐ水で冷やして水気を切ると効果的です!

いくらきれいに手を洗っていても、スポンジによって食べ物に細菌が付着してしまったら、ちょっと怖いですよね…。

加熱せずにお弁当にそのまま入れられるような、ハムやウインナーなどの肉加工品、ちくわやはんぺんなどの魚肉加工品もこの時期は1度加熱してからのほうが安心です。

酢&梅干しパワーで食中毒を防ぐ!

酢や梅干しには殺菌効果があり、食中毒から身を守るのに役立つ食材です!

使い方①
酢や梅干しを入れてごはんを炊く。
※2合に対して、酢なら小さじ1-2、梅干しなら1個程度

加熱されると酸味が飛ぶので、炊飯中は少々臭いますが、炊き上がりは酸っぱくなりません。
酢や梅干しの効果で、ごはんが傷みにくくなりますよ!

使い方②
ごはんに酢や梅干しを混ぜて、酢飯や梅ごはんにする。

使い方③
酢を含ませたキッチンペーパーで保存容器をひと拭きする。

梅干しは食べるだけでも効果的です。
クエン酸の酸味は体の疲れをとりますし、怪しいなというものを食べても体を消毒して食中毒を防ぐことができます。
熱中症や貧血の予防、ママのイライラ緩和にも一役買ってくれる優れものなんです。

でも、これは昔ながらの梅干しでないと意味がありません。

はちみつ漬けや減塩、添加物まみれの梅干しだと効果はありませんので、是非昔ながらの梅干しで、心も体も元気になっちゃいましょう。

実は、梅干しは平安時代から作られ、すでに健康食品(薬)として認知されていたそうです。
梅干しを作る時期は6月頃、出来上がるのは梅雨が明けて夏本番となるときです。

夏の暑さや食中毒から体を守るための昔の人の知恵だったのかもしれませんね。
いかがでしたか。

普段出来ていそうで、出来ていなかったことも多いのではないでしょうか。

3つのステップとおすすめ食材で子ども食中毒から守ってあげましょう!

投稿者プロフィール


管理栄養士 山口真弓

管理栄養士・幼児食アドバイザーで2児の母。所沢市内でママとベビー&キッズのための料理教室「スマイル☆キッチン」を主宰。
コラム執筆、レシピ提供、児童館や保育園主宰の料理教室の講師、市の健康診断での栄養相談など、幅広くフリーで活動中。
近著に『管理栄養士ママが教える!子どものからだとこころが育つ!6歳までの食事のホント』、『作り方・進め方が1冊でわかる 【決定版】はじめてのおいしい離乳食』。

ブログ
https://ameblo.jp/sanshokukenbi/

 

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